インターネットの世界を体感し感激する
ホームページの製作を通じて初めて経験したことがたくさんあります。そのなかでも特筆すべき出来事は、ネット環境を整備するための作業でした。何気なく使っているメールアドレスやホームページも、ドメインやレンタル・サーバーがないと使えません。ITやWeb業界の人からみれば至極当たり前の常識なのでしょうが、素人である私にはまったく踏み込んだことがない世界です。中小企業診断士一次試験の経営情報システムに苦労したことを思い出しながらドメインとかサーバーの役割を頭に浮かべました。ドメインはインターネット環境に誠光パートナーズの場所を確保するために、レンタル・サーバーは、ホームページやメールを運用するためにと、わかりやすく説明してもらっても正直ピンときません。ドメインは、お名前ドットコムからseico-p.jpというドメインを取得しました。次に、レンタル・サーバーの選択です。メールの運用管理は、グーグルとの連携が良いことからG-Suiteに、ホームページの運用管理はホームページの製作者がロリポップを選びました。お名前ドットコム、G-Suite、ロリポップ、私が知らなかった名前のオンパレードです。もちろんすべて有料です。
そして、akira.takezoe@seico-p.jp宛てにメールが届き、https://seico-p.jpにアクセスすれば誠光パートナーズのホームページを見ることができるようになりました。インターネットの世界を体感し、メールやホームページを見て感激しました。
WordPressを使って情報を発信する
ホームページの最終確認をして欲しいという連絡が入ったのは、2020年(令和2年)2月でした。幾つか不具合箇所があったので手直しをしてもらい、いよいよ公開です。公開月日は2020年(令和2年)3月10日大安、私の65歳の誕生日にしました。ここでも私は初体験をします。それは、WordPressというシステムを使って公開のためのメッセージを投稿することでした。このレポートも、WordPressを活用して書いています。社会に役立つ情報を発信しなければホームページの存在は広がらない、ホームページ製作者のこの言葉を胸に刻んでこれからも情報を発信します。
新型コロナウイルスの被害に立ち向かう中小企業経営者を支援する
この回をもちまして、創業体験~事業を始めるまでの失敗と気づき~を終わります。
現在、中国の武漢から始まった新型コロナウイルスが世界に蔓延し、生活も経済活動も大打撃を受けています。中小企業への影響も甚大です。現時点の政府の支援は緊急融資が中心です。ただ、借りた資金は返さなくてはなりません。返すための原資は事業活動から得る利益です。そのことを熟知する中小企業経営者には、先行きが見通せないため、緊急融資を借りることに二の足を踏み、廃業を考える中小企業経営者がいることが商工会議所などから報じられています。こうした状況も踏まえて、今後、政府や自治体、国民政策金融公庫や商工組合中央金庫など中小企業を支える各方面から支援策、救済策が打ち出され実行に移されると思います。おそらく、日々刻々と、施策が発表されます。多方面から発信される多様な情報を正しく把握し、それぞれの中小企業の経営状況にマッチした支援策・救済策を的確に選択し、スピーディーに手続きを完了することが重要です。現在のような状態を経験した人は誰ひとりいないでしょう。その意味では、コンサルタント経験の長短はあまり関係ないのかもしれません。私は販売子会社の社長として東日本大震災を経験しています。その経験も踏まえ、中小企業を支援する皆さんと一緒に、新型コロナウイルスの被害に立ち向かう中小企業経営者を支援することを決意しています。